高校生が黒板の「眠くならないようにみんながしていた方法は?」という文字を指さしているサムネイル画像

【眠気対策】眠くならないようにみんながしていた方法は?

眠気は勉強の大敵。「どうしても眠くなってしまって勉強に集中できない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。この記事では、眠気を引き起こす原因のほか、アンケートをもとに先輩方の眠気対策も紹介します。


<調査概要>

  • 調査対象:10~30代の男女330名
  • 調査期間:2024年3月3日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネット
  • 有効回答数:330

どんな時に眠くなる?

そもそも「勉強中に眠くなったことがある」人は84.8%と、かなり多数派という結果に。「眠くなったことがある」派の人は、どんなときに眠気に襲われてしまうのでしょうか?

「Q. 勉強中に眠くなったことはありますか」のアンケート結果のグラフ。ある85%、ない15%
Q. 勉強中に眠くなったことはありますか

中学生・高校生別に、どんなときに眠くなってしまったかを聞いてみました。その結果、どちらも「学校の授業中(午後)」が圧倒的一位。次点で、「学校の授業中(午前)」「家で勉強中」と続きました。

「Q. 中学生のとき、具体的にいつ眠くなりましたか」のアンケート結果のグラフ。トップ3は、学校の授業中(午後)75%、学校の授業中(午後)44%、家で勉強中36%
Q. 中学生のとき、具体的にいつ眠くなりましたか(複数回答)
「Q. 高校生のとき、具体的にいつ眠くなりましたか」のアンケート結果のグラフ。トップ3は、学校の授業中(午後)74%、学校の授業中(午後)47%、家で勉強中38%
Q. 高校生のとき、具体的にいつ眠くなりましたか(複数回答)

どうして眠くなってしまうの?

そもそも、どうして眠くなってしまうのでしょうか?代表的な原因をいくつかご紹介します。

睡眠不足

十分な睡眠が取れていないと、脳や体の回復が不十分なまま翌日を迎えることになり、授業中に強い眠気を感じやすくなります。授業に集中しようとしても、脳が休息を求めるため、うとうとしてしまうのです。睡眠は質も大切ですが、まずは時間を確保することが最重要。睡眠時間が削られると、集中力や記憶力も低下しやすくなります。

食後の血糖値

食事の後、特に炭水化物や糖分を多く摂ると血糖値が急上昇します。すると身体は血糖値を下げようとしますが、この変化により一時的に眠気が生じやすくなります。昼食後の授業で眠くなりやすいのはこのためです。また、食後は消化のために血液が胃腸に集中するため、脳への血流が減少し、ぼんやりしたり眠くなったりする原因にもなります。

ストレスや疲れ

日常的なストレスや心身の疲れも眠気の原因になります。ストレスがたまると自律神経が乱れ、脳の働きが鈍くなり、集中力が低下します。また、疲労が蓄積すると体が回復を求め、無意識に休もうとして眠気を引き起こします。

体内時計の乱れ

夜更かしや不規則な生活リズムが続くと、体内時計がずれてしまい、日中でも眠気を感じやすくなります。特に夜型の生活をしていると、午前中の授業は体がまだ「眠っている時間」と認識してしまい、脳が十分に活動しません。また、週末と平日で生活リズムが大きく違うと、時差ボケのような状態になり、授業中の眠気の一因になります。

教室の環境

教室の温度や空気、照明などの環境も眠気に影響を与えます。暖房が効きすぎていたり、照明が暗かったり、空気がこもって酸素が不足していたりすると、眠気を感じやすくなります。

授業に興味がない

興味を持てない授業は、脳が「重要ではない」と判断し、注意力や集中力を維持できなくなります。その結果、眠気を引き起こしやすくなります。

実際に、「眠くなってしまう原因」についてアンケートで聞いてみました。グラフを見ると、「寝不足だったから」「食後だったから」に多くの票が集まっています。「授業内容・勉強内容が難しかったから」を原因として挙げた人が10%ほどに留まる一方、「興味がなかったから」が23.9%と倍以上のポイントが開いています。興味があれば、内容が難しくても眠くはなりづらいようですね。

「Q. 勉強中眠くなったときの主な原因を教えてください」のアンケート結果のグラフ。トップ3は、寝不足だったから51%、食後だったから48%、疲れが溜まっていたから38%
Q. 勉強中眠くなったときの主な原因を教えてください(複数回答)

授業中眠くならないようにどんな対策をしていた?

教室で仮眠をとる高校生の画像

授業中眠くならないよう、事前にどんな対策をしていたのでしょうか?聞いてみたところ、なんと「対策していない」がトップという結果に…! 対策していた人の中では、「前日に早く寝る」「休み時間などに仮眠をとる」といったように、睡眠時間を少しでも長くとれるよう工夫している人が多いようです。「コーヒーやエナジードリンクを飲む」という対策も多数派ですが、カフェインの過剰摂取は身体に悪影響を及ぼすことも。あまり頼りすぎないように注意しましょう。

「Q. 授業中・勉強中に眠くならないよう、どのように対策していましたか」のアンケート結果のグラフ。トップ3は、対策していない36%、前日早く寝る28%、休み時間などに仮眠をとる24%
Q. 授業中・勉強中に眠くならないよう、どのように対策していましたか(複数回答)

授業中眠くなってしまったらどうしていた?

授業中に寝る中学生の画像

授業中に眠気が来てピンチ……。そんなときの対策法も聞いてみました。結果を見てみると、「姿勢を整える」「ストレッチなどをする」などといった体を動かすタイプが多数派の様子。「少しだけ寝る」という回答も多く、集中を取り戻すためにあえて少し寝ることもあるようですね。

その他にも、「目を見開いたりパチパチしてみる」「ミントタブレットを食べる」「手のひらのツボを押したりマッサージする」「足を浮かせる」「空気椅子にする」「なるべく上を向く」「推しを思い浮かべる」「ノートをいつも以上にとる」「窓の外や教室を見渡してみる」「眠たくないと思いこむ」など、様々なユニークな対処法が寄せられました。

「Q. 授業中・勉強中に眠くなったとき、どのように対処していましたか」のアンケート結果のグラフ。トップ3は、姿勢を変える30%、少しだけ寝る26%、対策していない20%
Q. 授業中・勉強中に眠くなったとき、どのように対処していましたか(複数回答)

集中して勉強するためにしていた工夫は?

図書館で勉強する高校生の画像

最後に、授業以外の場面で集中して勉強する方法を聞きました。グラフを見てみると、「勉強する時間を決める/区切る」「音楽をかける」「場所を変える」の3つが僅差で上位に並んでいます。「この時間は勉強する時間」「この場所は勉強する場所」といったように、上手に勉強スイッチをONしているようですね。

その他にも、「タスクを書き出す」「小さな目標を決める」「人の目があるところで勉強する」「電車などのスキマ時間に勉強する」「朝に勉強する」「アプリで勉強時間を記録する」「お菓子などのご褒美を用意する」「暗記は声に出しながら覚える」「タイマーを設定する」「立って勉強する」「お気に入りの文房具を使う」など、たくさんの集中ルーティンが寄せられました。

「授業以外の場面で、集中して勉強するためにどのような工夫をしていましたか」のアンケート結果のグラフ。トップ3は、勉強する時間を決める31%、音楽をかける30%、場所を変える29%
Q. 授業以外の場面で、集中して勉強するためにどのような工夫をしていましたか(複数回答)

まとめ

以上、眠気を引き起こす原因と、先輩方の眠気対策を紹介しました。アンケート結果からは、集中して勉強するために、自分に合った方法を取り入れている様子がうかがえました。皆さんもぜひ、自分が一番集中できる生活リズムや勉強ルーティンを探してみてくださいね。

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